オリエンタル白石は10月6日、燈(あかり、東京・千代田区)と、建設現場の吊り足場上で歩行AI(人工知能)を使った四足歩行ロボットの自律歩行実証に成功したと発表した。障害物や細かな段差がある環境で、ロボットが姿勢を制御しながら自律歩行できることを確認した。
実証は、中国ロボットメーカーのユニツリー・ロボティクスの四足歩行ロボット「Go2」を使用し、9月8日に実際の工事現場で実施。吊り足場上で歩行AIを搭載した四足歩行ロボットが障害物や床面の起伏がある環境下で倒れずに歩行できるかを検証した。
具体的には、ロボットが高性能センサー「LiDAR(ライダー)」で吊りチェーンや現場備品などの障害物を認識できることを確認した。
また、センサーにより自身の傾きや、足部が床面から受ける反力を感知し、歩行AIで姿勢を制御しながら、吊り足場上を転倒せずに自律歩行できることを確かめた。
さらに、現場に敷設されているシートやケーブルなどが足に引っかかったことをロボットが検知し、歩行AIが自律的に引っかかりを解消する行動を取ることも確認できた。

両社は今後、四足歩行ロボットによる自動巡回システムの開発を進め、作業員の体調不良を早期に検知する「早期発見パトロールシステム」の実現を目指す。








