リベラウェア、アプトポッドと、ドローンやロボット映像活用の点検ソリューション開発

リベラウェア(千葉市)は10月4日、クラウドサービスなどのアプトポッド(東京・新宿区)と、ソリューションパートナー契約を締結したと発表した。動画から3Dデータを自動生成する「LAPIS(ラピス)」と、アプトポッドの産業向けデータストリーミング基盤「intdash(イントダッシュ)」を連携し、ロボットやドローンから収集した映像を自動的に3Dデータに変換し、建設施工管理や設備点検で活用する連携ソリューションを提供する。

連携ソリューションは、遠隔操作するロボットやドローンからストリーミングされる映像データを「LAPIS」に自動転送し、「LAPIS」の3Dデータ生成機能で、さまざまなフォーマットで3Dデータを自動生成する。データの収集から3Dデータ生成までのワークフローの遠隔化や自動化、時間短縮が図れるという。

1004liberaware2 - リベラウェア、アプトポッドと、ドローンやロボット映像活用の点検ソリューション開発
連携ソリューションの概要

ユーザーは、その3Dデータを建設施工での出来形の確認者やプラントやインフラ設備の点検で活用する。デジタルツインでの利用も見込む。ロボットやドローンの遠隔操作でデータ収集が可能なため、狭所や危険エリアなど、人が入りにくい箇所でのデータ収集や、遠隔地からのデータ管理も行える。

2社は今後、互いのIoT技術とデータ解析技術を組み合わせたソリューションを開発し、建設、インフラ、プラントなど、幅広い顧客に向け販売をする考え。