アイ・ロボティクス、茨城・河内町とロボティクス産業育成で連携協定

(左から)野澤河内町町長、鈴木教育長、安藤嘉康・アイ・ロボティクス社長

プラントや建設向けドローンソリューションのアイ・ロボティクスは9月1日、茨城県河内町と先進的ロボティクス産業育成で人材を長期的な確保を目的にした青少年育成などで連携協定を締結したと発表した。

今回の協定では、河内町内の青少年に対してドローン・ロボット講習やイベントの共同実施、ドローンとロボットエンジニアの育成事業の共同実施、河川上空・河川敷を利用した先端技術実証実験の共同実施と支援を行う。

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夏休みに開催された中学生向けドローン講習会の様子

アイ・ロボティクスは、河内町と5年にわたってドローンソリューションの開発施設「ドローンフィールドKAWACHI」を共同で運営。様々な実証実験を行うとともにドローンコンテスト「ドロコン」、テクノロジー企業の河川上空や河川敷の実証実験などを行ってきた。今回、両者は関係の強化を図るため包括的な連携協定を締結した。

河内町は茨城県の南端にあり、町の南部を利根川、北部を新利根川が東西に流れ、水田が連なる米作を中心としたのどかな農村地帯。町の中央部には国道408号線が成田・東京方面を結び、成田国際空港へは20km、都心までは50km圏内に位置する。