スマート農業関連製品の販売・事業開発などを手掛けるALLYNAV AG/JAPAN(アリナビ・エージー/ジャパン、北海道・弟子屈町)は8月19日、農業ドローン開発のマゼックス(大阪・東大阪市)と戦略的パートナーシップを結び、同社の国産農業用ドローン「飛助(とびすけ)」シリーズの全国販売網拡大を本格化すると発表した。ドローン販売などのAIRSTAGE(エアステージ、北海道・弟子屈町泉)との教習協力も進め、販売パートナーの参入支援や人材育成体制を強化する。
アリナビ・エージーは、マゼックスの農業用ドローン「飛助10」「飛助15」の全国展開を進める。同社はこれまで、自動操舵(そうだ)システムを中心に農業の省力化・自動化に取り組んでおり、マゼックスの農業用ドローンを全国展開することで、自動操舵から農業用ドローン、農業ロボティクスへと事業領域を広げる。
全国展開に合わせ、同社はマゼックス農業用ドローンを取り扱う販売パートナーを募集する。農機販売店、農業資材販売店、農業関連事業者、ドローン販売事業者、農業支援サービス事業者、スマート農業関連事業者などとの連携を見込む。
特に、地域の農家や農業法人との取引基盤を持つ事業者にとっては、既存顧客へ提案できる国産スマート農業商材として活用できるという。農業用ドローンの販売経験がない事業者についても、現在の事業内容や既存顧客、販売予定地域などを確認しながら、取り扱いを相談できるようにする。
販売店支援では、マゼックスによるメーカー側の製品・技術支援に加え、農業用ドローンの販売、導入、教習に携わってきたエアステージとの教習協力を進める。マゼックスが持つ「飛助」シリーズの製品・技術、安全運用の知見と、エアステージが培ってきた教習・導入・現場運用の経験を組み合わせる。国産農業用ドローン「飛助10」「飛助15」、自動操舵システム「AF305」「AF718」、農業ロボティクス・自律走行関連製品「Taurus80E」「Aries300N」などを主な対象製品にする。
エアステージとの協力では、一般ユーザーへの教習だけでなく、販売店側が農業用ドローンを適切に説明・導入できる人材育成にも取り組む。販売店が製品を理解し、提案、販売、導入支援までを段階的に構築できる環境を整える。
アリナビ・エージーは今後、自動操舵、農業用ドローン、草刈りロボット、自律走行技術などの製品についても、全国の販売パートナーとの連携を広げる。単一製品を販売するネットワークではなく、地域の販売事業者が農業現場に必要な複数の自動化技術を提案できる体制を全国に構築する考えだ。








