相模石油、平塚市消防本部へ赤外線カメラ搭載最新鋭ドローン寄贈

2024年5月7日に創業100周年を迎える相模石油株式会社は、創業100周年記念事業の一環として、平塚市及び平塚市消防本部に対し、火災や水難救助現場などの各種災害でも活用が期待できる、赤外線カメラを搭載した最新鋭ドローンを寄贈したことを発表した。

同社が、寄付提供を行った機体は、DJI社の「Mavic3T」である。

「Mavic3T」は、12MPのズームカメラを搭載、最大56倍のハイブリッドズームに対応し、確認したい重要な情報を遠くからでも確認できる。サーマルカメラは、解像度640 × 512ピクセルで、スポット測定とエリア測定の2種類の温度測定方法に対応し、高温アラート、カラーパレット、等温線などの機能を搭載、目標対象の捜索や即断即決が迫られる場面での活躍に期待できる。また、サーマルカメラとズームカメラは、2画面連動の倍率28倍までの連続ズームに対応しており、2画面を簡単に比較できる。

「Mavic3T」には、以下の3つの特徴がある。

1つ目は、バッテリー最適化による長時間駆動だ。最大45分の飛行時間により、広い範囲をカバーでき、一回の飛行で最大2平方キロメートルの広さを測量することができる。2つ目は、次世代の映像伝送技術である。4つのアンテナを使用したO3 Enterprise伝送は、様々な複雑な環境下でも安定した接続を確保する。

最後に安全飛行を実現する全方向障害物検知だ。「Mavic3T」には、全ての側面に広角レンズを搭載しており、死角のない全方向障害物検知を実現している。