テラドローン、ユニフライ、アロフトと海外向け空飛ぶクルマ運航システム開発

3社が開発する空飛ぶクルマ向け運航管理システムのイメージ
3社が開発する空飛ぶクルマ向け運航管理システムのイメージ

テラドローンは4月25日、子会社で運航管理システム(UTM)開発のユニフライ(ベルギー)、3月に出資しグループ会社化した米国でUTMシェアトップのアロフトと、欧州や米国、中東、アジアなどをターゲットにした、空飛ぶクルマの運航管理システムを開発すると発表した。

3社は、空飛ぶクルマに対するニーズを認識した上で、飛行に不可欠な追加機能を開発し、既存のUTMに組み込む形で、運航管理システムのプラットフォーム(PF)を構築する。また、PFでは自動化に重点を置き、運用の効率化を促進する。

さらに、各国で実装が進む既存のUTMが、国ごとで一部異なる仕様になることを想定し、規格化などにも積極的に取り組むことで、中長期的にグローバルでのシームレスな相互運用・統合を目指す。

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米モルガン・スタンレーの調査によると、空飛ぶクルマなどを含む都市航空交通(UAM)の市場規模は、2040年に1兆ドル(約151兆円)、2050年には9兆ドル(約1362兆円)に拡大すると見込み。

3社は、空飛ぶクルマ市場が拡大するタイミングに備え、ドローン黎明期から、10年弱をかけてUTM開発を進めてきた経験を基に、デジタル化や自動化が進む既存のUTMプラットフォームの機能を拡張する形で、空飛ぶクルマ向けの運航管理システムの開発を進めることが、空飛ぶクルマとドローンの安全で効率的な飛行を可能にし、市場の開拓につながるとみて、共同開発を行うことにした。