スカイマティクス(東京都中央区)は6月27日、クラウド型ドローン測量サービス「くみき」で、森林計画図データを管理できる「ベクターデータインポート機能」と、画像データを管理できる「画像(ラスター)データインポート機能」を搭載したと発表した。
「ベクターデータインポート機能」は、林小班などの森林計画図データをインポートし、分かりやすい画面で表示・管理が可能。オルソ画像と重ねて表示することで「くみき」上で区画を確認しながら計測が行える。
これまでは、生成したオルソ画像を別ソフトで森林計画図と重ねて確認していたが、全て「くみき」で一元化が可能となった。
「画像(ラスター)データインポート機能」は、画像(ラスター)データをインポートし、様々な画像データを分かりやすくレイヤー管理・表示できる。
「航空写真」や「微地形表現図」など、大容量データのため特定のPCで管理し、手持ちのデータを「くみき」上にインポートすることで、インターネットブラウザ上で閲覧できるよう専用処理する。そのため、ビューワ機能や、データ管理プラットフォーで活用できるという。また、クラウドを通じて複数のメンバーの閲覧と情報共有が行える。
「くみき」は、専門知識なしで地形データを簡単に生成できるサービス。ドローン画像をアップロードするだけでオルソ画像や3D点群といった地形データを自動で生成し、数クリックで面積・体積・断面などの本格的なドローン測量ができる。