スカイマティクス、ドローン測量サービスで等高線作成機能を追加

「等高線作成機能」の画面

スカイマティクス(東京都中央区)は7月27日、クラウド型ドローン測量サービス「くみき」に「等高線作成機能」を搭載したと発表した。

「等高線作成機能」は、地形データの生成と同時に、自動的に等高線を作成し、表示できる機能。等高線の表示幅を変更することで、現場全体を俯瞰しての確認や、局所的な領域を細かく確認することができる。また、複数の時期で、同一現場の地形データを生成した場合は、各時期の等高線を比較が行える。

さらに、Shapefile(緯度経度/平面直角座標系)、DXF(平面直角座標系)でのダウンロードも可能。建設業の場合は、最新の等高線情報をCADなどへ取り込むことで工事管理での活用、林業であれば作業道工事などでの活用が可能になる。

「くみき」は、専門知識なしで地形データを簡単に生成できるサービス。ドローン画像をアップロードするだけでオルソ画像や3D点群といった地形データを自動で生成し、数クリックだけで面積、体積、断面などの本格的なドローン測量ができる。

これまで、建設、林業、砕石、産廃業界など人手不足や技能・知見の伝承に課題を抱える業界、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に取り組む企業、官公庁・自治体などで導入されている。