DRONE FUND(ドローンファンド、東京・渋谷区)は8月23日、Intent Exchange(インテント・エクスチェンジ、東京・目黒区)に、3号ファンドの出資を実行したと発表した。
Intent Exchangeは、ドローンなどの無人移動体向け自律分散型運航プラットフォームを開発するスタートアップ。従来の集中型管制に代わる自律分散型運航管理システムで、AI(人工知能)自動交渉技術を使って、機体同士が運航経路を自律調整し衝突を回避できるほか、墜落による地上への損害リスクを踏まえた運航経路を立案できる。
DRONE FUNDでは、今回、中台慎二・代表取締役が、日本電気(NEC)で進めた研究成果を基に事業化するにあたり、十分な技術と実績を保有すると判断し投資を決定した。
同社は、ドローンやフィールドロボットが社会に溶け込んでいる「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現に取り組む。今回のIntent Exchangeへの出資を通じて、投資先同士のシナジー、LP投資家との社会実装に向けた取り組みを加速するとしている。