リベラウェア(千葉市)は5月8日、小型点検ドローン「IBIS(アイビス)2」の専用車「Drone Porter(ドローンポーター)」の販売を開始したと発表した。車両は、点検現場での移動、準備、操縦、リアルタイム映像共有の支援が可能で、現場担当者の負担軽減と作業効率の向上が図れる。自動車事業などの新明工業(愛知・豊田市)と共同開発した。
「Drone Porter」は、現場の機動力と実用的な利便性をコンセプトに開発した。リベラウェアが下水道などの点検現場で蓄積してきた知見を反映し、インフラ点検や災害派遣での活用も見据えて設計しており、厳しい環境下でも安定して走行・運用できる。

車両は、荷室にスライド式フロアを装備し、車内に乗り込まずに奥に積んだ重い資機材を後方から引き出せるため、設営や撤収の時間短縮が可能。可動式モニターアーム付きの大型液晶モニターを搭載し、ドローンのリアルタイム映像を現場の複数関係者が同時に確認できる。

最大1000Wまで使える大容量バッテリー、折り畳み式テーブル、埋め込み式コンセント、LEDワークランプ、ストレージパネルなども備える。発注段階からのカスタマイズにも対応し、利用者ごとの運用フローに合わせて、レイアウト変更や追加装備を実装できる。
今後は、自社運用実績や顧客からのフィードバックをもとに、「Drone Porter」の機能向上と普及を進める。同時に、点検用途にとどまらず、消防や警察など公的機関のニーズに合わせた赤色灯やサイレンを備える「緊急走行対応仕様」の提案も強化する。







