データやAI(人工知能)活用のコンサルティングなどのデジタル情報戦略室(東京・練馬区)は12月12日、犬型ロボットと、AIの異常検知モデル、クラウドの監視管理システムを組み合わせた巡回監視・計測システム「Dog Eye(ドッグアイ)」の販売を開始すると発表した。
「Dog Eye」は、犬型ロボットの巡回制御、リアルタイムでの映像と音声の異常値検知、LIDAR(ライダー)での計測、巡回データの管理機能を備える。ユーザーのニーズに応じてロボットに対しアームや369度カメラのような拡張機能を追加開発するサービスも提供する。
デジタル情報戦略室では、導入企業に対し、ヒアリングと要件定義を行い、実業務に耐えられるかを確かめる実証実験を実施。その後、再び要件定義をした上で、本番利用と運用する形で提供する。今後は犬型ロボットだけでなく、人型ロボットを活用したシステム開発も計画している。