ラピュタロボティクスは11月22日、米国イリノイ州シャンバーグに自在型自動倉庫「ラピュタASRS」のデモ用ショールームを開設したと発表した。
「ラピュタASRS」は、独自のブロック構造や免震構造を採用したアンカーレス設計が特長。ブロック玩具のように現場の内部形状に合わせて自在にレイアウトができる。工場内搬送など倉庫以外の用途にも対応する。システムは、2023年の発売以降、日本国内で4社以上が採用。2024年6月からは米国市場にも進出した。
ショールームでは、ラピュタASRSの特長を包括的に紹介するライブツアーを開催。ピッキング作業だけではなく、在庫管理システムと業務プロセスとの統合も実演し、システムがワークフローの生産性を向上させるかについて説明する。
また、システムのインターフェースや操作の簡便さを確かめられるハンズオン体験も行う。デモは約1時間で、終了後には、顧客の取り扱う製品と倉庫環境に合わせた運用方法のガイドと、どの程度の生産性向上が見込めるかの個別相談を実施する。