ノルウェーのロボットメーカーのオートストアは11月22日、システムインテグレーターの米バスティアンソリューションズ(インディアナ州)と共に、スポーツブランドのプーマと提携したと発表した。
今回の提携で、3社は、米アリゾナ州フェニックスにあるプーマの新物流センターにオートストアのキューブ式自動倉庫管理システムを導入した。システムは、プーマがインディアナ州とカリフォルニア州の物流倉庫に2015年から導入しており、99%の精度で注文処理を高速化し、ピーク時の倉庫の在庫可能容量を10倍に拡大した。さらに配送時間も2週間から当日配送に短縮した。バスティアンソリューションズが計画段階から現場での運用まで携わった。
プーマでは、新しい物流施設に導入した自動倉庫管理システムを活用し、1日の注文処理を10万件から20万件にまで増やす考え。倉庫の自動化を推し進めることで、サプライチェーン全体のスピード、効率、精度を高める。