エアロネクスト、アルピコHDと資本業務提携 物流とドローン融合サービスで地域課題を解決

エアロネクスト、アルピコHDと資本業務提携 物流とドローン融合サービスで地域課題を解決

エアロネクストは9月30日、アルピコホールディングス(HD)と資本業務提携したと発表した。地域や社会の課題解決で物流サービスとドローン関連技術との融合したサービスを開発する。

提携では、ドローン配送と陸上輸送を融合した物流サービス「SkyHub(スカイハブ)」の実装推進、ドローン配送と既存事業とのシナジー創出、フェーズフリー型の地域物流プラットホーム「SkyHub Emergency Package(スカイハブ・エマージェンシー・パッケージ)」の災害対応機能統合、共創収益モデル構築、地域人材育成と雇用創出などに取り組む。

アルピコHDは、グループ資産の提供、ドローン物流との接続性評価・実装支援、自治体などとの調整・営業活動、広報・受容性向上施策の実施を担当。エアロネクストは、ドローン運航に必要な運航管理システムなどの提供、ラストワンマイル物流体制構築支援、防災・平時両用のドローン物流スキーム設計を行う。

両社は提携を通じて、地域に根ざした物流とドローン技術を基盤とした社会サービスを構築し、地域や社会の課題解決の支援に取り組む。また、実証事業を通じて得たノウハウをもとに、サービス拡張と事業モデルの深化を図る考え。