Kudan(クダン)は6月4日、産業用3Dビジョンやモバイルロボティクスを手掛ける中国の浙江(せっこう)MRDVSテクノロジー(MRDVS)と協業を開始したと発表した。KudanのVisual SLAM(ビジュアルスラム)「KdVisual」をMRDVSのスマートセンサーモジュールに統合し、ロボットや産業用フリート向けに自己位置推定性能を高める。
MRDVSは、産業用3Dカメラやスマートセンサーモジュール、ビジョンソリューションを手掛ける。ロボットやAGV(無人搬送車)、フォークリフト、自動化アプリケーション向けに、障害物検知、自律走行、ビジュアルポジショニング、パレット認識、高精度な環境認識などの技術を提供している。
Kudanの「KdVisual」は、カメラデータを使って機械が自らの位置や姿勢を推定する商用グレードのVisual SLAMソフトウエア。倉庫や工場、物流施設、屋外エリアなど、周囲の状況が変化する実環境でも自己位置推定できる。さまざまなカメラ構成にも対応する。
両社は、今回の協業を通じて、ロボットメーカー、システムインテグレーター、フリート運用事業者向けに統合型の位置推定ソリューションを提供する。
ソリューションは、MRDVSの3Dビジョンハードウエアやスマートモジュール設計と、KudanのVisual SLAMソフトウエアを組み合わせる。位置推定や環境認識をセンサーモジュール内で処理することで、クラウド接続や外部コンピューターへの依存を減らし、遅延の低減や運用継続性の向上につなげる。
今後はアジア、欧州などのグローバル市場で、技術統合や顧客検証、市場開拓に共同で取り組む。








