中国DPVR、ロボット遠隔操作PCVRソリューション「RoboPilot」発表

ロボット遠隔操作・トレーニング向けPCVRソリューション「RoboPilot(ロボパイロット)」(イメージ)
ロボット遠隔操作・トレーニング向けPCVRソリューション「RoboPilot(ロボパイロット)」(イメージ)

VR(仮想現実)事業などの中国DPVR(上海市)は6月11日、ロボット遠隔操作・トレーニング向けPCVR(パソコン用VR)ソリューション「RoboPilot(ロボパイロット)」を発表した。PCVR機器から取得した頭部・手部の姿勢データをロボット制御システムにリアルタイム伝送し、ロボットの遠隔操作や学習データを収集できる。

「RoboPilot」は、PCを使用したロボット遠隔操作・トレーニングソリューション。頭部や手部の姿勢データを活用し、人間の動作をロボット関節マッピングに活用できる。

ハードウエア構成を最適化し、ロボット遠隔操作に必要なコア演算チップや空間測位システムを維持しながら、表示系モジュールを省いた。従来のVR一体型デバイス構成と比べ、ハードウエアコストを約40%削減できるという。

また、表示系モジュールを省き軽量化したことで、長時間運用時の負担の軽減を図った。コントローラーなどの入力端末や制御環境は用途ごとで調整が可能で、多指ハンド、双腕ロボット、作業ロボットなどに対応する。

同社では危険作業環境や精密組み立てなど、低遅延の遠隔操作が求められる用途の利用を見込む。遠隔操作だけでなく、模倣学習やスキル獲得に必要な操作データの収集にも活用できる。

DPVRは、VRヘッドセットや空間コンピューティング関連製品を設計・製造する中国企業。世界40以上の国と地域で製品を展開。教育、医療、トレーニング、エンターテインメントなどの分野にソリューションを提供している。