アールティ、筑波大と協働ロボットのベルトコンベア拭き掃除AIを共同研究

筑波大と協働ロボットのベルトコンベア拭き掃除のAIを共同研究

製造業向けのAI(人工知能)駆動型協働ロボット開発のアールティ(東京・千代田区)は9月19日、筑波大学と「模倣学習を用いたベルトコンベアの拭き掃除の自動化に関する研究」をテーマにした共同研究の契約を締結したと発表した。

共同研究では、筑波大学がアールティに対し模倣学習の基礎を指導するとともに、2者で模倣学習を使ったベルトコンベアの拭き掃除の自動化の基礎研究を行っていく。

同社は少子高齢化によって、世界中で人口減少が予測されており、生産性向上で、協働ロボットのAI化のニーズが高まっているとみており、研究を通じて、人間のエキスパートの作業動作を高効率に模倣し、実際の動作に類似する作業技術を開発するハードウエア基盤や一つの学習した動作から複数ロボットへの適用など諸機能の実現につなげる。