イグス、協働ロボット「ReBeL」を日本市場で本格販売開始

協働ロボット「ReBeL(リベル)」

独エンジニアリングプラスチック開発会社のイグス(東京・墨田区)は12月8日、協働ロボット「ReBeL(リベル)」を日本市場での販売を開始すると発表した。

「ReBeL」は、人間とロボットの協働作業に適したアーム型ロボット。イグスが独自開発した高機能ポリマーで製造されており、本体重量が約8.2㎏と軽量なのが特長となっている。従来はソフトの操作画面がグローバル仕様のため英語版のみだったが。今回、日本での販売強化するために、日本語表示に対応した。ロボットは、内蔵型コントローラやティーチングソフト(iRC)のセットにして、100万円台で販売する。

イグスでは、「ReBeL」を日本市場で最も注力する製品に位置付ける。すでに、軽さや価格で様々な業界から注目されているといい、ニーズに対応するため販売の専門チームを立ち上げした。

ロボットは現状で製造現場以外に、研究開発や製品の試験現場などで導入されている。今後は、大学などの教育分野や、飲食業などのサービス分野での利用も見込んでいる。