九州工業大学発の搬送ロボット開発スタートアップ、TriOrb(トライオーブ、福岡・北九州市)は9月30日、豊田合成、AIST Solutions、三菱UFJキャピタル、科学技術振興機構(JST)を引受先とする第三者割当増資で総額2.5億円の資金調達を実施したと発表した。
同社では調達した資金を活用し、開発する球体を使った全方向移動機構をコア技術とした搬送ロボット「TriOrb BASE(トライオーブ・ベース)」の性能向上と、協調搬送システムなど新技術開発に向けた取り組みを加速する。また、製造現場への導入を加速し、現場での自動化や効率化に寄与する技術を展開するとしている。