インダストリーアルファ、古賀電機がAMR導入 ローカル5G活用で工場内搬送を自動化

インダストリーアルファ、古賀電機がAMR導入 ローカル5G活用で工場内搬送を自動化

インダストリーアルファ(東京・板橋区)は4月21日、古賀電機(東京・品川区)が、AMR(自律移動ロボット)「Kagreo(カゲロー)」の導入を開始したと発表した。ローカル5Gを活用した通信環境で、工場内での製品や材料の搬送を自動化し、現場作業の効率化と負担軽減を図る。製造現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)の推進にもつなげる。

古賀電機は、半導体製造装置などに使われる樹脂部品の製造を手がける。同社の製造現場では、新入社員の育成や拠点間の移動を伴う業務、工場内での製品・材料搬送の人手依存といった課題を抱えていた。特に搬送作業は人手による運搬が多く、作業負担や業務効率の面で改善が必要だったという。

今回導入した「Kagreo」は、エレベーターと連携できるAMRで、フロア間をまたぐ搬送の自動化に対応しており、工場内の複数階にまたがる物流の効率化につなげる。また、ローカル5Gを活用した高速・低遅延・安定通信で、AMR運用の信頼性向上も図る。

インダストリーアルファは今後も、AMRを中心としたロボティクス技術と通信技術を組み合わせ、製造・物流現場の自動化とスマート化に取り組む。単に機器を提供するのではなく、導入の進め方や活用方法について、顧客の状況や目的に応じて柔軟に機器などを選択できる形で自動化を支援する。