アルファクス・フード・システム(AFS)は3月27日、案内ロボットと掃除ロボットが、神奈川県のロボット実装促進事業センターのサービスロボット実装促進事業に採択されたと発表した。
同社では、採択を受け、案内ロボット「αフロントミニ」が、湘南ヘルスイノベーションパーク、掃除ロボット「SveabotTM S100」は湯本富士屋ホテルで、導入実証を行った。
「αフロントミニ」は、「ヒトとロボットの融合体験」をコンセプトに、チャットGPTやチャットポットを活用した案内・受付ロボット。小型サイズで、音声案内機能と大型タッチパネル、内蔵カメラを搭載する。お客を誘導する案内業務やカメラを活用した巡視活動などで、オフィスや空港・駅、会議場などでの利用を見込む。
一方、「SveabotTM S100」は、高さ:58.5×幅:64.5×奥行49.5cmと、コンパクトサイズの掃除ロボット。「拭き掃除」「こすり洗い」「掃き掃除」「吸い込み」「消毒」など、1台で5役の掃除作業が可能で、掃除作業時に不可欠だった掃除アタッチメントの手動交換を自動で行う機能を備える。
AFSは昨年も神奈川県ロボット実装促進事業センターでのロボットの運用や実証実験を実施している。また、「αフロントミニ」は、神奈川県内の企業を対象にした神奈川県ロボット導入支援補助金の対象ロボットの申請も行っている。