アイリスオーヤマ、清掃ロボが中小企業の省力化投資事業に採択、申請支援開始

清掃ロボットが中小企業庁補助事業に採択で申請支援サービスを開始
清掃ロボットが中小企業庁補助事業に採択で申請支援サービスを開始

アイリスオーヤマは6月24日、清掃ロボット「Whiz i(ウィズアイ)アイリスエディション」が、中小企業庁の中小企業省力化投資補助事業の対象に4月30日付で採択されたと発表した。これを受け、同社は補助金申請業務を支援する「ロボット補助金サポートサービス」を6月25日から開始する。

中小企業省力化投資補助事業は、人手不足が深刻な中小企業などに対し、省人化を実現するIoTやロボットの導入費用の一部を補助する取り組み。中小企業庁では、中小企業などの省人化を促進することで、売り上げ拡大や生産性向上と、それに伴う賃上げにつなげる。

アイリスオーヤマの「Whiz i アイリスエディション」は、主に宿泊業・飲食サービス業などの中小企業で従業員の清掃業務をロボットが代替することで業務の大きな省力化効果が見込めるとして事業の対象製品に採択された。

新たに始める「ロボット補助金サポートサービス」は、補助金を活用しロボットの導入を希望する中小企業などに対し、補助金の申請から実証結果報告などを支援する。サービスを通じて、清掃ロボットの導入から活用を円滑に進めるとともに、清掃業務の省力化を実現する。

同社では、今後もサービスロボットを活用した業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や環境改善のソリューションを提供していく計画。