警備ロボット開発のSEQSENSE(シークセンス、東京・中央)は1月20日、東急コミュニティーが管理運営する国分寺市役所の新庁舎で、自律移動型警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」の本格稼働を1月6日から開始したと発表した。
警備ロボットは、国分寺市役所が新庁舎に、市民の利便性向上で設置した1階と2階の窓口機能で、営業時間中に巡回と立哨を定期的に行う警備業務を担当する。また、夜間に1階窓口エリアのシャッターが閉じられる際に異常がないかチェックする。夜間では、シャッターの外側、1階のエントランスロビーの巡回も行う。
「SQ-2」は、3次元センサー、自己位置推定アルゴリズム、リアルタイム経路計画アルゴリズムなど搭載する自律移動型の警備ロボット。独自の3DのLiDAR(ライダー)で、警備対象物の詳細な3次元マッピング、歩行者などの動体検知、環境の変化を検出できる。