NUWAロボティクスジャパン（東京・港区）は、コミュニケーションロボット「Kebbi（ケビー）Air-S」を搭載した自律走行サービスロボット「Collibot（コリボ）」を4月から販売を開始すると発表した。価格は税抜で135万円。
「Collibot」は、搭載したコミュニケーションロボットで、インタラクティブな会話が可能。自律走行ロボットと組み合わせたことで、単純な搬送ロボットではなく、人と会話を行い、説明やガイドができるおもてなしロボットとして活用できる。
会話機能では、Kebbi Air-Sにて既に実用化している自社開発の会話エンジン「NUWA GenAI」にRAG（検索拡張生成）機能と生成AI（人工知能）の会話機能、ロボット表現機能などを統合した機能を採用した。初期設定時のマッピングが容易で、NUWAロボティクスのノンコードベースのタスクフロー作成ツールを利用したタスク設定、MQTT信号でIoT機器や、ほかのロボットと連携もできる。
NUWAロボティクスでは、レストランで、配膳・下膳だけではなく、入り口で来店客へのあいさつ、指定された席への案内、おすすめ料理の説明、アレルギーなど料理の問い合わせ対応などでの利用を想定。また、ショールームなどの展示場所でのガイド役、ホテル、観光業界向けのコンシェルジュや案内係といった活用も見込んでいる。
