テックマジック、ローソンが北大塚一丁目店に炒め調理ロボット「I-Robo2」導入

ローソン北大塚一丁目店(グリーンローソン)
ローソン北大塚一丁目店(グリーンローソン)

調理用ロボットの開発を手がけるテックマジック(東京・江東区)は7月18日、ローソンが運営する「ローソン北大塚一丁目店(グリーンローソン)」(東京・豊島区)に、炒め調理ロボット「I-Robo(アイロボ)2」を導入したと発表した。

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炒め調理ロボット「I-Robo 2」

「I-Robo2」は、チャーハンや野菜炒めといった熟練の職人によるレシピを自動で再現し、かくはん、加熱、洗浄という一連の調理工程をすべて無人で処理できる調理ロボット。

ローソンでは導入で、従来の油調や電子レンジ加熱といった工程に加え、「炒める」という調理工程が店舗厨房「まちかど厨房」に新たに加わり、火力とスピードを求められる調理にも対応可能になった。具体的には、チャーハンや野菜炒めなどのメニューを約1.5分から2.5分で提供できるという。

具体的には、炒飯メニューとして、「たまごチャーハン」(税込538円)、「たまごチャーハン 春巻き2個のせ」(646円)、「たまごチャーハン 牛もつのせ」(862円)」、「たまごチャーハン 豚ハラミのせ」(862円)などを用意。一方、野菜炒めメニューでは、「野菜炒め」(538円)、「野菜炒め チャーシュー入り」(646円)、「野菜炒め 牛もつ入り」(754円)」、「野菜炒め ネギ塩豚タン入り(754円)」など、トッピングのバリエーションも含めて14種類を展開する。

ローソン北大塚一丁目店は、「サステナブルな暮らしを顧客と共に考える」をコンセプトにした2022年オープンの「グリーンローソン」の店舗。

ローソンは現在、全国の9600店舗で「まちかど厨房」を展開しており、2021年からは宅配専用メニューを展開する「ゴーストレストラン」サービスを開始し、2025年6月末時点で全国約700店舗で導入を進めている。

同社では、こうした店内調理の需要増に対応すると共に、まちかど厨房での調理メニュー拡充と厨房オペレーションの省力化を目的に「I-Robo2」を導入した。