SUNABACO、倉敷中央病院と医療フィジカルAI開発 院内業務の自動化を検証

現在開発中のフィジカルAIのロボット
現在開発中のフィジカルAIのロボット

フィジカルAI開発などを手掛けるSUNABACO(スナバコ、熊本・八代市)は10月5日、倉敷中央病院臨床医学研究所(岡山・倉敷市)と、医療現場へのフィジカルAIの導入・開発に向けた基本合意書(MOU)を締結したと発表した。病院内で実証実験や共同開発に取り組み、医療従事者の負担軽減につながるロボットソリューションの開発を進める。

両者は、倉敷中央病院の施設内で実際の医療環境に即したフィジカルAIを検証する。手術室での器械出し支援や使用済み器具の洗浄、院内物流など、物理的な作業を伴う業務を対象に省人化・自動化の可能性を探る。

スナバコは医療や造船業などでフィジカルAIを中心としたロボット開発に取り組む。今回、倉敷中央病院の臨床現場の知見と同社のフィジカルAI、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成の知見を組み合わせ、医療現場の課題に対応したロボットソリューションを共同開発する。

医療従事者とエンジニアが開発初期から協働する「リビングラボ」の構築も検討する。現場のニーズを開発に反映しながら実証を進め、実用性の高いフィジカルAIの開発につなげる。