プリファードロボ、SUBARUが大泉工場に「カチャカプロ」導入 工程間搬送を自動化

SUBARU大泉工場で稼働する小型AMR「カチャカプロ」
SUBARU大泉工場で稼働する小型AMR「カチャカプロ」

プリファードロボティクス(東京・千代田区)は10月15日、SUBARU(スバル)が群馬製作所大泉工場(群馬・大泉町)に、小型AMR(自律移動ロボット)「カチャカプロ」を導入したと発表した。バッテリーケースの製造で使う子部品の工程間搬送と空箱回収の自動化に活用し、運搬による作業中断を減らす。

「カチャカプロ」は、作業者が専用の物理ボタン「カチャカボタン」を押すことで搬送を開始し、子部品を次工程に運び、空箱を前工程へ戻す作業を行う。走行エリアや速度はアプリで設定できる。

大泉工場では、これまで子部品が入った2箱で計2kg弱の荷物と空箱を、1日3回、1往復約130m運搬していた。移動距離は1日合計約400mで、運搬のたびに生産作業を中断することが課題となっていた。

この課題を解決するため「カチャカプロ」を導入した。導入後は運搬や作業中断で失われていた1日約1時間を、本来の業務に振り向けられるようになった。SUBARUでは今後、生産数の増加に合わせて運用回数を増やすことも検討する。