ドローン空路整備事業を手掛けるトルビズオン(福岡市)は9月7日、航空機シェアリングサービスのエアシェア(北海道帯広市)と連携し、エアモビリティ(空飛ぶクルマ)の空路開拓と、ポート整備の構築の検討を開始すると発表した。
2社は、2025年の大阪万博で、エアモビリティ(空飛ぶクルマ)の飛行が計画され、この動向を背景に、エアモビリティの全国的な普及が期待が見込まれるとしており、これを受けて新たな空中交通領域の開拓を共同で進めるために連携することにした。
トルビズオンが持つドローン空路整備サービスの実績と技術、エアシェアが持つ航空分野での経験と有人機とパイロットを提供するシェアリングサービスを組み合わせることで、エアモビリティの空路開拓やポート整備の新たなスタンダードを確立することを目指す。
具体的には、空路やポートに関する事業モデルの共同研究・開発、情報共有、ノウハウの交換などに取り組む。
トルビズオンは、ドローン運航者と地域空路の調整をする企業のマッチングプラットホーム「S:Road」を提供する。一方、エアシェアはセスナ機やヘリコプターなどの航空機をシェアリングするサービスを展開している。