
リベラウェア(千葉市)と韓国子会社のリベラウェアコリア(ソウル市)は4月18日、韓国のドローンを使ったインフラ・プラント調査サービスのメイサ(ソウル特別市)と、ドローンを活用した産業現場のデジタルツイン構築で包括的業務提携の基本合意書(MOU)を、4月2日に締結したと発表した。
3社は業務提携を通じて、各社の営業と技術ネットワークを活用し、日本と韓国で新規プロジェクトの創出と市場参入を共同で検討する。また、リベラウェアの狭小空間点検ドローン「IBIS2」を活用し、狭小空間の点検・データ取得ソリューションの構築と現場の実装を推進する。
加えて、メイサの建設特化型ドローンプラットホームを活用し、3Dデータ取得から解析までを一貫して行う建設現場向けDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションの提供する。さらに、各社の営業ネットワークと技術力を共有し、ドローンを活用したDXサービスの拡充で連携する。
今後は、各社でドローン操縦者の育成プログラムを整備し、ドローンのDXソリューションの提供が可能な体制を構築する。また、ドローンで3次元データの取得から、データ管理と解析までを一貫して行える、業界特化型ソリューションの構築を目指す。