アバターイン、大阪・関西万博にアバターロボット「newme」で参画

アバターロボット「newme(ニューミー)」
アバターロボット「newme(ニューミー)」

ANAホールディングス(HD)発スタートアップのavatarin(アバターイン、東京・中央区)は8月7日、日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来社会ショーケース事業スマートモビリティ万博『ロボットエクスペリエンス』」(8月18~24日開催)に参画し、アバターロボット「newme(ニューミー)」で来場者案内を行うと発表した。

「newme」は、操作者の顔映像を表示しながら遠隔地から操作が可能なアバターロボット。その場にいるかのような自然な対話を実現するコミュニケーション技術を搭載する。

ロボットの来場者案内は、愛知県の出展ブース内で実施する。3台の「newme」が展示エリア内を案内し、多言語に対応したコミュニケーションを通じて、最先端技術と社会が共創する未来像を体験できる場を提供する。ロボットは名古屋市の拠点「STATION Ai」から「newme」を遠隔操作し、操作者の顔を表示しながら会場を移動して対話する。

初日の8月18日には、名古屋外国語大学現代国際学部国際教養学科の学生が「STATION Ai」から、ロボットを操作し、訪れた外国人来場者に向けた案内を担当する。2日目以降は、アバターイン本社内のオペレーションルームからの遠隔操作で案内運用を継続する。

アバターインでは、今回の参画を通じて、アバターロボットを活用した遠隔コミュニケーションの可能性を国内外に向けて発信すると共に、アバター技術が生み出す新たな価値創造に取り組む考え。