三機工業は2月25日、建築設備工事の高所作業ロボット「フレキシブルダクト施工支援ロボット」を開発し、試験運用を開始したと発表した。

ロボットは、つり元を打設する鋲(びょう)打ち機構、ダクト支持機構と昇降リフト機構、制御機器で構成する。高所作業車や足場で行っていた従来作業をロボットに置き換え、地上からの施工を可能にすることで高所作業を減らす。
天井面へ施工物と工具(鋲打ち機)をリフトで自動昇降させ、つり込み作業の大半を地上で行える機構を採用しており、高所作業時間の50%以上の削減に加え、作業者の負荷軽減と上向き作業時間の20%以上削減した。

従来、空調用ダクトや制気口の施工は、高所作業車や仮設足場を使った作業で行ってきた。施工は、重量工具を支えながら施工物を固定する上向き作業で労力がかかり、高層ビルの場合には施工箇所が1000カ所以上になるという。そこで、同社は施工数が多い「フレキシブルダクトのつり込み作業」を対象にロボットを独自に開発。試験運用では、高所作業時間を削減した。
今後は、実現場での運用実績を重ね、ロボットを活用した業務合理化、生産性と品質向上の取り組みと技術開発を進める。








