トルビズオンは11月20日、福岡国土建設専門学校（福岡市)と、ドローン技術の海外向け教育プログラムの共同研究を開始すると発表した。
共同研究は、ドローンの教育プログラムを国際的に展開する基盤を築くことを目的に、ドローン技術を活用した防災対応やドローン配送と空路整備の教育パッケージ開発に焦点を当てて行う。プログラムを通じて、学生たちはドローン操縦技術を習得し、安全で効率的なドローン運用の空路設計スキルを身に付けることができるという。
初期段階のプログラムは、ブータンを始めとする発展途上国や新興国の具体的な国やエリアの現状を踏まえて設計。現地の教育関係者や現地留学生を対象に、ドローンの自動操縦や空路整備のノウハウを提供する。一方で、日本在住の留学生に対して、自国に持ち帰ることができる関連ソリューションを中心に教育する。
福岡国土建設専門学校は、ドローンなどの無人航空機の教育を、2017年から開始。2023年8月には無人航空機国家資格技能講習も実施している。同行では今後、トルビズオンとの関係を強化し、国際社会での課題解決につながる教育体制を充実していくとしている。
