トルビズオン(福岡市)は、佐賀県小城市で「小城市職員向けドローン活用推進ワークショップ」を1月16日に開催した発表した。
小城市職員向けのワークショップは、法律、機体、ユースケースのドローン運用の基礎知識、トイドローン操縦デモと体験会、ドローン活用推進についてのグループワークでのワークショップ、グループ代表によるプレゼンテーションと4つのプログラムで構成。
グループワークでは、参加者を防災、観光、設備点検の3グループに分け、それぞれの分野でドローンが、どのように課題解決に役立つか、また、市役所の業務改善に貢献できるかについて議論した。ディスカッションで生まれたアイデアは、最終的に参加者全員の前で発表し、今後の業務改善に役立てるために取りまとめた。
トルビズオンでは、小城市と結んだ、ドローンを活用した実証実験などによる地方創生連携協定を受けてワークショップを実施した。協定では、同社の上空シェアリングサービス「sora:share(ソラシェア)」の実証実験や防災・災害対策、観光の振興、地方創生に関連する取り組みを行う。
同社は今後、自治体職員を対象にした、ドローン技術活用教育プログラムを全国自治体向けに展開していく考え。プログラムには、ドローンの基本知識から、ドローンによる地域特有の課題解決や業務改善のアイデアを生み出すためのワークショップが含まれる。プログラムを通じて、自治体職員のドローンに対する知識と技術が向上し、地域の課題解決にドローンが積極的に活用されることを目指す。