ガウシー、大塚倉庫の棚搬送型ロボットの保守業務を受託 安定稼働を支援

ガウシー、大塚倉庫の棚搬送型ロボットの保守業務を受託 安定稼働を支援

物流ロボットサービスなどを手掛けるGaussy(ガウシー、東京・品川区)は8月13日、大塚倉庫(東京・中央区)の棚搬送型ロボットの保守業務を受託したと発表した。物流現場でロボット導入が進む中、安定稼働を支える保守体制の構築を支援する。

ガウシーは、ロボット導入・運用支援で培った知見を生かし、メーカーや機種にとらわれない運用保守委託サービスを2025年から提供している。大塚倉庫に対して、物流を止めないサポート体制や、サプライチェーン構築のノウハウを生かし、現場の課題に応じた柔軟な保守体制を提供し、棚搬送型ロボットの安定稼働と物流品質の維持につなげる。同時に、大塚倉庫の現場スタッフやパートナー企業の業務負荷軽減を図る。

大塚倉庫は、大塚グループで医薬品や食品などの物流を担う。IoTやクラウドを活用し、人、モノ、車両、システム間の情報を一元化してサプライチェーン全体をつなぐ「コネクティッド物流」を推進している。さらなる安心、安定、持続可能な物流網の構築に向け、稼働中の棚搬送型ロボットの運用保守体制を見直していた。

委託先の選定では、現場の声を即座に反映できるレスポンスの速さや、日々の稼働を止めない安定した運用サポート体制を重視。全国90以上の物流拠点でロボット導入を支援し、複数メーカーのロボットを扱う中で培った運用ノウハウを持つガウシーを評価し、採用した。

同社によると、物流現場では人手不足を背景に、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)、棚搬送型ロボットなどの導入が広がる一方、稼働後の運用・保守体制が新たな課題になっているという。

ロボットメーカーや販売ベンダーによる保守サービスはあるが、物流現場ごとに求められる運用品質や対応体制は異なり、保守が不十分な場合、性能低下や機器寿命の短縮、故障、事故のリスクにつながると指摘。導入後の運用フェーズでは、現場の状況に応じた柔軟な保守体制が必要で、メーカーやベンダーのアフターサービスだけでは過不足が生じる場合もあるとしている。

ガウシーは今後も、物流ロボットの普及を見据え、メーカーや販売ベンダーだけでは対応が難しい保守・運用業務の受託を進める考え。