ドローンや無人機の開発などを手掛けるアトラックラボ(埼玉・三芳町)は8月13日、レール上を自動走行する「レールドローン」と、AI(人工知能)自律制御システム「AT-SYNAPSE(エーティー・シナプス)」、VLM(視覚言語モデル)を使い、倉庫内の在庫状況をタイムリーに把握する自動巡回システムを開発したと発表した。物流倉庫や工場内倉庫、レンタル会社の機材倉庫などでの活用を見込む。
開発したシステムは、倉庫内に設置したレール上をレールドローンが定期的に巡回し、搭載したカメラで棚や保管エリアを記録する。バーコードで管理されている在庫に加え、コードが見えない荷物や未登録品、商品名が書かれた箱に入っていない工具・機材なども、外観や形状から品目候補を推定する。
取得した画像やセンサーデータを「AT-SYNAPSE」と連携し、VLMが商品の有無、保管場所、棚の使用状況、空きスペース、仮置きされた荷物などを読み取り、自然言語で報告する。正確な数量管理や入出庫処理には、バーコード、RFID、重量センサー、WMS(倉庫管理システム)などと併用して対応する。
アトラックラボでは、物流倉庫や工場内倉庫の在庫確認、商品・工具・機材・パレットの探索、レンタル品の返却状況や保管場所の確認、ラベルやバーコードが見えない物品の確認、棚の空き状況や保管スペースの把握、未登録品や仮置きされた物品の確認、高所ラックや無人時間帯の巡回、複数倉庫の遠隔確認などでの利用を見込んでいる。








