ハクオウロボティクス(東京・荒川区)は5月20日、物流サービス会社の小野包装(東京・足立区)が、自動フォークリフト(AGF)「AutoFork Lite(オートフォーク・ライト)」を導入し、搬送業務の一部自動化を開始したと発表した。完成品搬送や長距離搬送工程で活用しており、現場負荷の軽減につなげる。
今回の導入では、現場主体で初期設定を行うプランを採用。小野包装の現場担当者が初期設定を行い、事前説明やフォロー体制を受けながら運用を始めた。タッチモニターによる操作は直感的で、現場でも問題なく活用されているという。

運用では、これまでフォークリフト作業者が担っていた搬送業務の一部を自動化した。特に完成品の搬送や長距離搬送で活用が進んでおり、実際に稼働する様子を見た現場作業者からは関心の声が上がるなど、現場内の自動化意識の向上にもつながっている。
「AutoFork Lite」は、反射ポールマップエディターやプレイバック機能を備える。30ルート、10シナリオを登録でき、価格は590万円から。ハクオウロボティクスは、倉庫内搬送や工場内の工程間搬送に対応する小型自動フォークリフト「AutoFork」を開発・販売する。
小野包装は、生産性向上やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環で、現場の搬送業務を見直している。将来的には無人化やフォークレス運用も視野に入れており、その第一歩で「AutoFork Lite」を導入した。今後は、現在の工場内での運用を基に、搬送距離の拡張や活用範囲の拡大を進める。他拠点への展開も視野に入れており、段階的に搬送業務の自動化を進める。








