東大発ロボットベンチャーのHighlanders(ハイランダーズ、東京・豊島区)は5月28日、国産ヒューマノイドロボットの量産化を本格始動すると発表した。独自に開発を進めるヒューマノイドロボットとフィジカルAI技術を活用し、国内での開発・製造・社会実装体制の構築を目指す。
取り組みの一環として、三菱自動車と自動車産業でのロボット活用可能性の検討を始めた。三菱自動車が持つ自動車産業での品質管理、調達、生産技術、量産ライン構築、安全性評価などの知見を、次世代ヒューマノイドロボット産業に生かす。三菱自動車はハイランダーズに出資している。
量産化に向けては、AIソフトウエアだけでなく、モーター、減速機、バッテリー、センサー、制御基板、筐体(きょうたい)設計、生産ラインなどの製造基盤が必要になる。同社は、ロボットの中核部品であるモーターをはじめ、主要部品の国産化や国内調達、国内製造体制の構築に向け、複数の製造パートナーと連携を進めている。
ハイランダーズは、ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを使って、防衛、インフラ、製造、物流、通信、自動車などの分野で実証実験や技術検証に取り組んできた。屋外環境や不整地、重量物搬送、巡回点検、遠隔操作、AI(人工知能)による自律判断など、社会実装に必要な要素技術を検証している。今後は、最新ヒューマノイドロボットの機体情報と量産構想を2026年夏ごろに公開する。








