アステリア、人型ロボット開発の米フィギュア・エーアイに出資 フィジカルAI事業を強化

フィギュア・エーアイの最新型ヒューマノイドロボット「Figure 03」
フィギュア・エーアイの最新型ヒューマノイドロボット「Figure 03」

アステリアは8月13日、100%子会社の米アステリア・エーアイ・アンド・ロボティクス(テキサス州)が組成した投資ファンドの投資第1号として、ヒューマノイド(人型)ロボット開発ベンチャーの米フィギュア・エーアイ(カリフォルニア州サンノゼ)に100万米ドル(約1億6000万円)を出資すると発表した。AI(人工知能)、フィジカルAI、ロボティクス領域での事業強化を図る。

アステリアは、AI時代の競争優位戦略として、AI、フィジカルAI、ロボティクス領域で事業強化や先端企業への投資を進める。その一環で、2026年6月に組成した投資ファンドを通じて、国内外の株式未公開企業に投資し、戦略的事業提携やシナジー創出を図っている。

フィギュア・エーアイは2022年設立のヒューマノイドロボットベンチャー。米カリフォルニア州サンノゼに本社を置く。独自のAIモデル「Helix(ヘリックス)」を搭載した人型ロボットを開発している。同社のヒューマノイドロボット「Figure 02」は、BMWが米サウスカロライナ州スパルタンバーグ工場に導入しており、現在では3万台超の自動車生産に活用されている。

同社は、商業・家庭の両分野で物理的な作業を行う汎用(はんよう)ヒューマノイドロボットの開発を進めている。アステリアは、AI、フィジカルAI、ロボティクス領域の有望企業として、今回、フィギュア・エーアイへの出資を決めた。投資を通じて先端ロボティクス企業との接点を広げ、フィジカルAI関連事業の強化や事業提携につなげる考え。