椿本チエイン(大阪市)は8月5日、ディーエイチシー(DHC、東京・港区)の通販向け物流拠点「DHC川崎ロジスティクスセンター」(川崎市)の出荷ラインに、小型AGV(無人搬送車)270台を使った「T-Carry system(ティーキャリーシステム)」や自動仕分けシステム「クイックソート」など複数の自動化システムを納入し、DHCが本格稼働を開始したと発表した。

小型AGVを活用する「T-Carry system」は、商品ピッキングエリアを走行し、通販出荷に必要な商品の搬送やピッキング作業を支援する。自動仕分けシステム「クイックソート」は、日付別、方面別、運送事業者別の仕分けを自動化し、出荷作業の効率化と精度向上につなげる。
椿本チエインは、商品ピッキングから仕分け、梱包、出荷までを担う自動化システムを連動させ、高品質で効率的な出荷ラインを構築した。
自動化システムは、立体自動倉庫から保管商品を出庫した後、出荷頻度別の商品仕分け、顧客別商品ピッキング、自動梱包(こんぽう)・封函、行き先ラベル貼り付け、日付別・方面別・運送事業者別の仕分けまで一連の出荷作業を行う。椿本チエインのシステムが連動して作業する。

「DHC 川崎ロジスティクスセンター」は、DHC通信販売の利用者向けの商品出荷に加え、全国92店舗のDHC直営店への商品出荷も担う物流拠点。敷地面積は4フロア合計で約3万6000平方メートル、1フロアあたり約9000平方メートル。出荷品目数は約9700品目で、健康食品、化粧品、医薬品、アパレル・生活雑貨などを扱う。
DHCは商品の出荷頻度やサイズに合わせて仕分けられる複数のシステムを導入したことで、出荷処理能力30%向上を目指す。同時に、ロジスティクス体制を強化し、商品の安定供給につなげる。








