DFAロボティクス(東京・港区)は12月10日、下げ膳特化型ロボット「HolaBot(ホラボット)」を、ANAクラウンプラザホテル神戸(神戸市)が導入したと発表した。
ANAクラウンプラザホテル神戸は、山陽新幹線の新神戸駅に直結する37階建ての高層ホテル。ホテルでは、4階のカジュアルダイニング「ザ テラス」に「HolaBot」を導入した。一日平均で約5時間を稼働。約150kgにも及ぶ食器類が載ったワゴンを、レストランから洗い場まで運搬する。ホテルではロボットの導入で、従業員の負担軽減や接客時間の増加、顧客満足度の向上を実現した。
「HolaBot」は、1度に最大60kgまで運搬が可能な下げ膳に特化したロボット。防水規格IPX5に準拠しており、独自の障害物回避機能やサスペンションなどでスマートな走行ができる。飲食店を始め、宿泊施設、倉庫、工場など運搬量が多い現場で採用されている。