トルビズオン(福岡市)は11月22日、物流会社のグリーンサービス(名古屋市)がドローン空路整備システム「S:ROAD」を導入したと発表した。
「S:ROAD」は、地域の地権者と連携し、安全で効率的な空路を設定することで、ドローンの物流や災害対応などの運用をサポートするドローン飛行空路の整備システム。
グリーンサービスは、愛知県新城市乗本地区の空路整備で導入。空路は全長約1.5kmで、新城ICから車で8分にあるエリア。災害調査や大型ドローンを使用した物流訓練に最適で、自動航行の技術習得を周囲に気兼ねなく、安全で効率的に進めることがでるという。ドローン操作のスキルアップを目指す個人や、業務用などプロフェッショナルな用途でドローンを活用したい企業の利用を見込む。
同社は、これまでも地域社会の課題解決で、ドローンを活用した災害時の物資搬送や医薬品配送に取り組んできた。今回の「S:ROAD」の導入で、地域に密着したドローン空路の展開を進める。今後も、愛知県内にドローンを活用した空路の整備に取り組む。