トルビズオンは9月20日、ドローン空路整備プラットホーム(PF)「S:ROAD」の特許技術「スカイドメイン」が、特許庁から「情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム」で新特許の査定通知を受領したと発表した。
「S:ROAD」で使用している「スカイドメイン」は、空域の情報データベースを作成し、空域情報とひもづける技術。利用することで、ドローンの自律制御やペイロードコントロールが容易になる。
「S:ROAD」は、定期航路となるドローンの飛行空域を可視化するPF。ドローン事業者は、地域代理店(スカイディベロッパー、SD)に対してリスクアセスメントや地域調整を依頼することができる。
一方、「S:ROAD」の利用者は飛行空域のリスクアセスメントや、ルート直下に住む人々に対する上空の飛行合意取得作業などをSDにアウトソーシングを行い、効率的な空路拡大を目指すことが可能になる。
トルビズオンでは「特許査定の受領は、我々のビジョンをより具体的に実現していく一歩となる。我々はこの動きを加速すべく、スカイドメインの特許技術をフルに活用し、国内のドローン産業の発展に貢献する」(増本衞・代表取締役)とコメントしている。