ROV(水中ドローン)を手掛ける水龍堂(東京都大田区)は6月19日、水中インフラの点検に特化した新型ROV「龍頭」の販売を開始すると発表した。
「龍頭」は、水中の計測や作業が可能な産業用のROV。水中測位や金属の肉厚測定、ロープの切断やサンプリングが可能。また、同社の赤外線カメラを使うことで暗渠(あんきょ)でのオペレーションにも対応する。
オプションの搭載機器で、スキャニングソナー、サイドスキャンソナー、イメージングソナーなども用意する。水龍堂では、水中施工管理、管内点検、ダムの堤体や取水口、土砂吐きゲートの点検などでの用途を見込んでいる。