KDDIは5月13日、米ドローンメーカーのスカイディオ（カリフォルニア州）と、資本業務提携を、5月7日に締結したと発表した。
提携では、KDDIの5Gを始めとする通信技術やグループ会社のKDDIスマートドローンのドローン運航管理技術と、スカイディオの自律飛行性能持つドローンを組み合わせたソリューションを開発。ドローンを使った点検や監視業務の効率化、災害時のドローンでの迅速な情報収集などで活用する。同時に、労働力不足やインフラの老朽化、激甚化する災害などの解決策として様々な自治体や企業に売り込む。
また、KDDIがアジア太平洋地域の11か国でスカイディオのドローンの独占販売権を取得。プライマリーパートナーとして、KDDIグループが持つ販売チャネルを活用し、スカイディオのドローン事業のグローバル展開に共同で取り組む。販売は、民間企業などに限定する。
スカイディオは、AI（人工知能）映像処理を使ってリアルタイムに空間把握が可能なビジュアルスラム技術で、障害物を自動回避しながら安全に自律飛行するドローンを提供する。同社のドローンは、日本でも橋梁や鉄塔などのインフラ設備の点検や、屋内外の巡視などで幅広く活用が進められている。
