ラピュタ、加藤産業が自動倉庫「ラピュタASRS」採用 約25%省スペース・約70%省人化

ラピュタ、加藤産業が自動倉庫「ラピュタASRS」採用 約25%省スペース・約70%省人化

ラピュタロボティクス(東京・江東)は9月2日、加藤産業が、新物流センターに自在型自動倉庫「ラピュタASRS」を採用したと発表した。加藤産業では自動倉庫の活用で従来想定していた保管方式と比べて約25%の省スペース化と、必要人員の約70%削減を見込む。

「ラピュタASRS」は、独自のブロック構造や免震構造を採用したアンカーレス設計が特長の自動倉庫。ブロック玩具のように導入する現場の内部形状に合わせて自在にレイアウトができる。ロボットや棚を追加することで、物量や事業規模の変化に合わせて段階的に拡張も可能。商品の変更などで物流要件が変化した場合も、レイアウトや運用を柔軟に変更できる。

加藤産業では、「ラピュタASRS」の導入で、従来想定していた高さのある重量ラックを使う保管方式と比べ、必要面積を約25%削減し、約496平方メートルの省スペース化を見込む。創出したスペースを他の物流業務に活用し、限られた倉庫面積で取り扱い物量の拡大につなげる。

また、商品の保管からピッキング工程の一部を自動化し、従来想定の運用と比べて必要人員を約70%削減する。作業者の歩行や商品搬送の負担を軽減し、人手不足への対応と物流業務の効率化を図る。

同社は新物流センターの構築で、限られた倉庫スペースを有効活用し、将来の取り扱い物量の増加に対応できる保管・出荷能力の確保を課題としていた。取り扱い物量や出荷傾向の変化に応じ、レイアウトやオペレーションを柔軟に変更・拡張できるマテハン設備も求めていた。

こうした中、複数のGTP(商品を作業者のもとへ運ぶ方式)システムや自動倉庫を比較し、「ラピュタASRS」の保管効率の高さや大容量コンテナによって補充回数を減らせる点などを評価したという。