ウインテストは10月21日、中国ロボットメーカーのユービボット・ロボティクス(深セン市)が開発・製造するAMR(自律移動ロボット)の販売に向けた取り組みを開始したと発表した。
ウインテストは、半導体検査装置事業で培った顧客基盤や営業ネットワークを活用してAMRを販売する。顧客からの受注に応じてユービボットから製品を調達し、顧客開拓や販売を担当する。製品の設計・製造はユービボットが行い、導入・設置や保守・メンテナンスは、自社の既存技術・サービス体制を活用する。

製品は、汎用(はんよう)搬送ロボットやリフト型搬送ロボット、半導体製造工程向けの「ATSシリーズ」、ロボットアームを搭載した「Oシリーズ」などを取り扱う。部品や材料の工程間搬送から、製造設備への部品投入・取り出しまで幅広い作業の自動化ソリューションを提供する。
半導体工場向けの「ATS 6」は6カ所の収納スペースを備え、レーザーSLAMによるナビゲーションでプラスマイナス10mmの位置決め精度に対応する。ATSシリーズは20カ所の収納スペースとRFIDセンサーを備えており、ウエハーボックスの格納状態や情報を管理するモデルも用意する。
ユービボットは2017年に中国・深セン市で設立されたAMRや産業用自動化ソリューションの開発・製造会社。日本法人も設立しており、半導体、電子部品、自動車、新エネルギー、一般製造、物流などで搬送ロボットを展開する。
ウインテストは今回の取り組みを新規事業として位置付け、既存の半導体関連顧客との関係や製造現場の知見を生かして産業用搬送ロボット市場への参入を進める。








