丸文、米アイオロスのAIヒューマノイドロボ「Aeolus」活用の警備サービス本格展開

米アイオロス・ロボティクスのヒューマノイドAIロボット「Aeolus」
米アイオロス・ロボティクスのヒューマノイドAIロボット「Aeolus」

丸文は10月27日、米アイオロス・ロボティクスのヒューマノイドAI(人工知能)ロボット「Aeolus(アイオロス)」を活用した警備サービスの本格提供を開始したと発表した。ロボットでオフィスビルや商業施設、病院などの巡回・立哨業務を自動化する。

「Aeolus」はAIがエレベーターの操作パネルを認識し、2本のアームでボタンを押して乗降することが可能。エレベーター側のシステムとの連携工事が不要で、築年数が経過した建物やシステム連携が難しい設備でも導入できるという。

移動にはレーザーセンサー「LiDAR(ライダー)」や3Dビジョンを活用して障害物を回避する。ナイトビジョンも備えており、消灯後のオフィスや病院内など暗い環境でも巡回できる。

警備では、あらかじめ正常な状態を画像で記録し、現状との差異をAIが検知すると警告する。消火器の有無や消火栓周辺の障害物、ドアの開閉、施錠状態などを確認できるほか、姿勢検知によって転倒や座り込みなども見つけ出す。

不審な行動をする人物や困っている人を発見した場合には、管理センターからロボットを通じて直接話しかけることもできる。

丸文はこれまで「Aeolus」を介護施設向けに展開してきた。今後は警備・ビルメンテナンス分野で導入を広げる。また、検知できる異常の種類を増やし、AIチャットボットを活用した案内や相談対応などの機能追加も進める。