物流ロボットなどを手掛けるギークプラス(東京・渋谷区)は10月20日、ミスミが兵庫県川西市に竣工した「西日本流通センター」に、GTP(グッズ・トゥ・パーソン)ソリューション「PopPick(ポップピック)」のロボット設置を完了したと発表した。東日本流通センターに続く導入で、東西2拠点でロボット149台、ステーション15台、棚801台の規模となる。
「PopPick」は、ロボットが棚を搬送し、ステーションが必要なコンテナを作業者の手元に供給することで、定位置でピッキングできるGTPソリューション。最大3.8mの高密度設計に対応しており、一般的な中軽量棚と比べて約2倍の保管効率を持つという。

先行導入した東日本流通センターでは、生産性と保管効率がそれぞれ従来比約2倍に向上した。作業員が倉庫内を歩いて商品を取りに行く作業を減らし、作業者の身体的負担を軽減したほか、作業手順の標準化によってOJT(職場内訓練)の教育時間も短縮した。
ミスミは西日本流通センターを兵庫県三田市から川西市に移転し、施設面積を従来比7.5倍に拡張した。機械部品や工具・消耗品など多品種の商品を扱う物流拠点で、東日本流通センターで培った自動化設備の運用ノウハウや運用改善を横展開する。
今後は、「PopPick」を使ったピッキングに加え、入荷や棚卸し工程の改善を進める。前後工程にも自動化範囲を広げ、倉庫全体の効率化につなげる。








